
「Policy Lab. Shiga」とは2017年7月からスタートした、「県民の本音」を起点にして共感に基づく政策形成を追究する、滋賀県庁の若手職員有志を中心とした業務外の政策研究プロジェクト(県非公式)です。昨今「デザイン思考」と呼ばれる問題解決のプロセスが注目されていますが、このプロセスを行政経営に取り入れることの必要性や実現のための課題検証を、実践調査を通じて取り組んでいます。
5月からの活動では、これまでの調査で明らかになった滋賀の若者に関する4つの人物像を取り上げ、彼ら/彼女らが2030年滋賀で幸せに暮らすためのビジョンを、アイデアソン形式で県内の方々と一緒に考えていきます。
未来アイデアソンのテーマ 「○○さんが2030年の滋賀で幸せに暮らすためのアイデア」
Policy Lab. Shiga では参加メンバーの関心ごとにそって4つのテーマを設定し、それぞれのテーマにまつわる人が滋賀で暮らす上でどんなことを思っているのか、観察やインタビューなどといった定性調査を行なってきました。滋賀に暮らす若者のしんどさ、自分にあった地方との距離感などが、この調査で浮き彫りになりました。
その結果明らかになった4つの架空の人物像(ペルソナ)をもとに、「未来アイデアソン」では彼らが2030年の滋賀で幸せに暮らすためのアイデアを考え、政策として形にしていきます。
ペルソナ(人物像)一覧
自分でない誰かになりたくて。

藤沢守くん
(野洲市在住 13歳 男性 中学生)
やっと作り出せた友達との「居場所」が、就職や結婚を機に変わり…。

宮川拓也さん
(草津市在住 28歳 男性 会社員)
私、滋賀に「移住」しました。

加藤美花さん
(大津市在住 35歳 女性 主婦)
同じ言葉、同じ思い出、同じ感覚。持ってない私は置いてけぼり。

高橋侑季さん
(草津市在住 25歳 女性 会社員)
未来アイデアソンの開催スケジュール(5月1日時点の情報です。今後随時アップデートします)

アイデアソンとは「アイデア」と「マラソン」を掛け合わせた言葉で、様々な分野の人が短期間集中的に新しいアイデアを出し合うイベントのことをいいます。
未来アイデアソンは毎月1回、県内各地で様々な団体と協働的に実施します。この集まりを通じて生まれたアイデアは都度検証を行い、反復的に練り直していくことで、より良いものにしていきます。
Policy Lab. Shiga の趣旨に賛同いただける方であればどなたでも参加可能です(要事前申込)。Facebookイベントページで「参加予定」をクリックするか、メールの場合は件名を「アイデアソン申込」とし、名前、連絡先(電話番号)、参加日(5/27、6/16、7/14のいずれか)を記入の上、お送りください。いずれも下記リンクからお申込みできます。
第1回(終了しました)
- 日時:5月27日(日)13:00-17:00
- 場所:滋賀県のコワーキングスペース 今プラス(湖南市平松北1-46)
- 共催:滋賀県のコワーキングスペース 今プラス
第2回
- 日時:6月16日(土)13:00-17:00
- 場所:草津市立まちづくりセンター(草津市西大路町9-6)※場所がコワーキングスペースMagHouseから変更になりました。
- 共催:NPO法人D.Live
第3回
- 日時:7月14日(土)13:00-17:00
- 場所:co-ba OMIHACHIMAN 2階コワーキングスペース(近江八幡市仲屋町中21)
- 共催:滋賀学生コミュニティ kaname